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古今東西の歴史を支えた滋養強壮食材 「ニンニク」
2018/12/15
古今東西の歴史を支えた滋養強壮食材 「ニンニク」
紀元前1550年頃のエジプトの古文書には、体力低下、ノドの腫れなど、実に22の症状に対してニンニクを使った治療法が記されています。
古代エジプトでピラミット建設や万里の長城を建設した奴隷たち与えられていたのもニンニクでした。
ニンニクの強烈なにおいをつくり出しているありしんは、同じくニンニクに含まれるビタミンB1と結合してアリチアミンにかわり、疲労回復・滋養強壮に力を発揮します。
アリシンは食中毒や感染症に対して殺菌効果を発揮するため、地方によっては疫病封じや魔よけとして戸口にニンニクをつるす風習があります。
効能豊富なニンニクですが、刺激が強いため胃腸の粘膜を荒らし、眼を傷めることがあります。
潰瘍・胃腸虚弱、眼病の人は控えめに摂りましょう。